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【GENBAx点検事例】創業120年!高知の建設会社が挑む現場のペーパーレス化。若手中心の組織で進めるDX推進の裏側とは。入交建設(高知県)

【GENBAx点検事例】創業120年!高知の建設会社が挑む現場のペーパーレス化。若手中心の組織で進めるDX推進の裏側とは。入交建設(高知県)

今回は、高知県高知市に本社を構え、今年で創業120周年を迎える地域密着型の建設会社、入交建設株式会社にお話を伺いました。
建設業界全体で時間外労働の上限規制が定着し、「2024年問題」以降の新基準による運用が常態化する中、いかにして現場の生産性を向上させ、DX推進を図っていくかは、地域の建設会社において共通の大きな課題となっています。特に、現場での点検業務や安全管理に伴う膨大な紙の処理は、多くの役職者や現場監督を悩ませているのではないでしょうか。
入交建設は、社員の平均年齢がなんと20代という非常に若々しい組織体制を活かし、若手社員が使いやすいデジタル技術の導入を積極的に進めています。

今回は、弊社の「GENBAx点検」を導入いただき、現場のペーパーレス化と業務改善にどのように取り組まれているのか、現場の最前線で活躍される皆様に語っていただきました。
自社の業務改善や新しいDXツールの導入をご検討されている建設会社の皆様、必見のインタビューです。

入交建設について教えてください。

SORABITO:本日はお集まりいただき、誠にありがとうございます!今回は「GENBAx点検」を導入いただいている入交建設の皆様に、実際の使い心地や現場での活用方法について、ざっくばらんにお伺いできればと思っております。まずは、地域に根ざした高知の大手企業として知られる御社の概要や、主な事業内容について教えていただけますでしょうか。

 

西村様:入交建設の西村です。弊社は今年で創業120周年を迎える、高知の地元密着型の建設会社です。建築と土木の両方を手掛けておりますが、会社の売上としては土木工事が中心となっています。土木は国土交通省などの公共工事を中心に受注しており、建築では民間工事も手掛けています。現在の社員数は59名です。

 

SORABITO:120周年、素晴らしいですね!長年にわたり地域のインフラを支え続けてこられたのですね。人が活動するための空間を整え、災害発生時の応急復旧活動など、地域住民の皆様の安全・安心を確保する重要な役割を担っておられると伺っています。

 

皆さまの主な業務について教えてください。

SORABITO:本日ご参加いただいている皆さまの自己紹介と、普段どのような業務を担当されているかについて教えてください。

 

西村様:会社の安全担当を務めております。ICT関連の直接的な実務には関わっていないのですが、「GENBAx点検」などのツールに関しては、契約周りや現場への依頼など、サポート役として日々業務を行っています。

 

堀内様:主な業務としましては、BIM/CIMモデルの作成やICT関係の業務、現場の3D出来形管理などを担当しています。今回は、「GENBAx点検」の点検マスター(フォーマット)のベース作成なども行いました。

 

切詰様:今は主に対震補強と、橋梁補修の現場をメインで担当しております。補修関係の現場でも、新しい技術をどんどん取り入れていきたいと考えておりまして、私自身も現場点検のツールを使わせていただいています。

 

大﨑様:現在は改良工事の施工を担当しています。現場自体にICTを導入したり、先進的な技術を使ったりと、現場ツールの活用を私の現場から積極的に行っています。

 

石川様:主に現場を統括する立場で、現場の所長として現場全体を見る、管理するというのが主な業務になります。毎日現場を回って状況を確認しています。

 

DXツールのご利用経験について教えてください。

SORABITO:現在、建設業界でもDX推進が急務となっていますが、入交建設としてのICTや建設DXへの取り組みの方向性や、普段お使いのツールなどについて教えていただけますか?

 

石川様:ICT推進については、まずは「自社でできることは自社で進める」という方針で取り組んでいます。ただ、やはり自分たちの範囲でどうしても対応できない部分も当然出てきますので、そこは内製化に加えて外部サービスも活用しながら、どんどん進めていきたいと考えています。

 

導入の背景を教えてください。

SORABITO:今回、「GENBAx点検」を導入していただいた背景として、「若手が使いやすいデジタル技術を導入したい」「紙を減らしてペーパーレス化したい」というお話を事前に伺っております。具体的にどのような経緯で導入に至ったのでしょうか?

 

石川様:実は今、会社として「とにかく新しいものをどんどん取り入れよう」という空気がすごくあるんです。「GENBAx点検」も、私から現場に「こんなの使ってみたらどうだろう?」と提案したのがきっかけでした。背景として一番大きいのは、現在うちの会社の平均年齢が20代になっているという点です。

 

SORABITO:創業120年の建設会社で、平均年齢が20代ですか!?

 

石川様:そうなんです。人手不足などの影響もあり、現在30代の社員がゼロという年代構成になっていまして。40代以上と、10代後半から20代の若手で構成されています。ですので、ツールを導入する際も、私のような上の年代の人間が口を挟むのではなく、「今の20代の若手社員がどういうものが使いやすいか」を最優先で検討しました。若手が使いやすく、現場職員の業務がスムーズに共有できるツールを探した結果、SORABITOさんの「GENBAx点検」の導入に至ったというわけです。

 

SORABITO:なるほど。長年の歴史を持ちながらも、若手中心の組織に生まれ変わり、彼らが働きやすい環境を作るためのDX推進だったのですね。

 

石川様:あとは単純に、紙で管理することが煩わしいというのもありました。データで管理できるものは全部データにしていかないと、今の時代に合っていませんし、自分たちの業務が短縮されるならどんどん取り入れるべきだと考えています。

トライアル開始時・導入後、課題はありましたか?

大﨑様:「GENBAx点検」には最初から60種類ほどの点検表フォーマットがすでに用意されているのですが、新しい点検項目を追加する時の操作に慣れていないため、少し難しいなと感じましたが、堀内が点検表登録にすでに慣れているので、各現場にレクチャーを行ってくれています。

 

SORABITO:現場の作業員の方々の反応はいかがでしたか?紙からいきなりスマホへの切り替えで戸惑いはありませんでしたか?

 

石川様:もちろん、現場の人は「紙でやりたい」と言いますよ(笑)。

 

大﨑様:実際に重機の点検をする職人さんからは、「どうやってやったらいいかわかりにくい」という声や、「点検項目がパッと見てわからない」という意見がありました。スマホの画面サイズなので仕方ないですが、10項目ある点検内容のうち、画面には1〜2項目しか表示されないので、「どこまで点検したかわからない」といった不満は最初ありましたね。紙に慣れきっている年配の方が多いので、いきなりスマホになることへのギャップは大きかったと思います。

 

SORABITO:そうですよね。そういった反発があった際、会社としてはどのように対応されたのでしょうか?

 

石川様:そこは「今後の点検は紙ではなくGENBAx点検というツールを使用するから、これでやってほしい!」と明確に伝えました。紙で提出されても受け付けないという会社の方針を説明し貫きました。

 

ご利用されてしばらく経ちますが、現在の運用状況はいかがですか?

大﨑様:そうですね。年配の作業員さんが多いので、どうしても最初の1〜2週間は戸惑いながらやってもらっていました。ただ、私たちがマンツーマンで付き添って、一緒にスマホを見ながらQRを読み込むところから指導しました。数週間後には作業員さん自身で勝手にQRを読み込んで、どんどん点検をやってくれるようになっています。

 

SORABITO:素晴らしいですね。現場での手厚いフォローがあったからこそ定着したのですね。

 

大﨑様:最初の数日だけはずっと付き添いながら教えましたが、慣れてきたら一人でやってもらえるので、最初だけの苦労かなと思います。他の現場でもこういうデジタル化が進んでいることを伝えれば、前向きに取り組んでくれますね。

 

導入効果や、導入して新たに気づいたことはありましたか?

SORABITO:完全にペーパーレスになり、どのような導入効果がありましたか?

 

石川様:以前は、協力会社が点検表を紛失したり、汚してしまったりというリスクがありました。「うちは点検したけど、元請けが管理できていない」といったトラブルを防ぐためにも、パソコン上でパッと全てが管理できるようになったのは大きなメリットです。

 

大﨑様:現場の事務作業は本当に楽になりました。以前は点検表を印刷して渡し、回収してファイリングして、承認者の印鑑をもらって…という一連の流れがありました。それが一気に省略され、パソコン上で完結するのは非常に大きいです。1日あたりにすれば20〜30分の削減かもしれませんが、それが毎日重なり、月間、年間となると膨大な業務時間の短縮につながっています。

 

SORABITO:物理的な紙の量もかなり減りましたか?

 

石川様:もう紙が全くない状態です。「点検簿」というファイル自体がなくなり、すべてパソコンのフォルダになりましたからね。

 

大﨑様:あとは副次的な効果として、休憩所が綺麗になりました(笑)。以前は点検簿が泥だらけで散乱していることもありましたが、今はそういったことがなくなり、清潔に保てるようになりました。また、ダンプカーが1日10台走るような現場では、1台ずつQRを読み込んでPDF化すると毎日何十枚にもなってしまいます。そこで、1つのQRにまとめて点検項目を工夫することで、出力するPDFの枚数を減らすといった現場独自の改善も行っています。

 

島巻様:私はまだ触り始めたばかりですが、いちいち紙を見に行かなくても、パソコン上でみんなが点検を終えているかリアルタイムで確認できるのはすごくいいなと感じています。

 

追加して欲しい機能があれば、教えてください

大﨑様:先ほど言ったダンプなどの大量の機器を点検する際に、QRの数が膨大になってしまう問題への対応ですかね。画面についても、項目が多くなるとスクロールが必要になるので、もっとシンプルで見やすい画面になれば、さらに使いやすくなると思います。

 

堀内様:一方で、電子承認機能は非常に便利に使わせてもらっています。現場に行かなくても、遠隔地からメールの通知を見てスマホでパッと承認できるので、承認プロセスが迅速化されてとても楽になりました。

 

「GENBAx点検」を活用して、取り組みたいことや展望があれば教えてください

石川様:今回の「GENBAx点検」の導入で、ペーパーレス化の第一歩を踏み出せました。今後は、KY(危険予知)活動の記録や、重機の作業計画書といった安全書類関連もすべてデジタル化していきたいと考えています。

 

SORABITO:安全書類のデジタル化ですね。そこにはどのような狙いがあるのでしょうか?

 

石川様:最も大きいのは「個人情報の管理」です。安全書類には、作業員の住所や家族の名前、健康状態といったセンシティブな個人情報がたくさん記載されています。現場が終わった後、それらの紙の書類を適切に処理・破棄するのは非常に気を遣いますし、大変な作業です。現在はシュレッダーにかけるような量ではないので、清掃工場に直接持ち込んで燃やしている状態です。これをペーパーレス化できれば、個人情報漏洩のリスクも減らせますし、処理の手間も省けます。会社としての情報管理の観点からも、安全書類のデジタル化は非常に重要だと捉えています。

 

SORABITO:なるほど、コンプライアンスやセキュリティの観点からもデジタル化は必須ということですね。SORABITOとしても、夏以降に安全書類周りのアップデートを予定しておりますので、ぜひご期待ください。

 

石川様:それは楽しみですね。あとは、今回は土木の現場での導入でしたが、今後建築の現場に展開していくとなると、また違った課題が出てくると思います。土木は少ない職員で管理できますが、建築現場は職人の数も多く、各々が電動工具などを持つため、点検項目や管理する人数が桁違いになります。ですので、SORABITOさんには次回、高知の現場まで直接足を運んでいただきたいですね。実際の作業員さんがどんな状況で使っているのかをヒアリングしてもらい、一緒に改善を図っていけたら嬉しいです。

 

SORABITO:承知いたしました!ぜひ次回は高知の現場に直接お伺いして、第2弾のインタビューと現場視察をさせてください!本日は貴重なお話を本当にありがとうございました。

 

【編集後記】

120年という圧倒的な歴史を持ちながら、平均年齢20代という組織の若さを武器に、大胆なDX推進を進める入交建設。

「年配の職人さんに使ってもらうには、まずは自分たちがマンツーマンで寄り添う」という大﨑様のお言葉には、単にツールを入れるだけでなく、現場の「人」と向き合う泥臭い努力があることを痛感しました。

また、所長の石川様の「強制力を持ってでもペーパーレス化を進める」という強いリーダーシップが、改革を推し進める原動力になっていると感じます。

今後、安全書類のデジタル化や建築現場への展開など、さらなる進化を目指す入交建設の取り組みを、SORABITOも全力でサポートしてまいります。

 

導入企業紹介

社名:入交建設株式会社
代表取締役:窪内 隆志
本店所在地:高知県高知市南久保4番47号
創業:1906年
URL:http://www.iriken.co.jp/index.html

「GENBAx点検」とは

「GENBAx点検」は、建設現場で使われているあらゆる点検表をペーパーレス化し、安全点検の管理業務を効率化するサービスです。建機の始業前点検、設備、足場、作業員の健康チェックなど、現場で日常的に行われている点検業務をデジタルで管理でき、紙の点検表の回収や承認の手間をなくします。また点検結果をリアルタイムで管理・共有することで、安全管理の高度化と業務効率化を実現します。

国土交通省の新技術情報提供システム「NETIS」登録サービスです(NETIS登録番号:KT-240125-A)。

 

サービス紹介動画をみる

https://youtu.be/ZYatxLUStAY?si=lcBbn3MZp__Tvcwd

 

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